【レビュー】半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資を要約!

投資書籍レビュー

今回は長期株式投資さん著の半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資を読んだので、ポイントの要約やレビュー・評判を紹介いたします。

個人的には投資の基礎を固めるのに非常におすすめの良書だと感じました。
株式投資を学びたい方や、購入しようか迷っている方は是非今回の記事を参考にしてください。

はじめに

著者の経歴

半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資の著者は長期株式投資さんです。
2004年から投資を始め、2022年には億り人を達成した元サラリーマン投資家です。

主な投資スタイルは長期&高配当投資であり、月に23.5万円以上が自動で入ってくるポートフォリオを作成しています。
本書では①再現性があること、②シンプルで誰にも真似できること、③投資初心者でも理解できることをポイントとして投資の基礎知識や手法を分かりやすく解説してくれています。

本書がターゲットとする読者層

本書がターゲットとする読者層は以下のような方が考えられます。

・これからNISAを始めたいと考えている投資初心者の方
・長期&高配当投資に興味のある方
・自身の投資のスタイルが決まっていない初級~中級者

これに当てはまらないような方でも、本書を読めば新たな気づきや学びを得ることができるような内容になっています。

本書の概要紹介

それでは本書の見出しに沿いながら、概要を紹介いたします。
是非、購入前の参考にしてください。

第1章 セクター代表企業の「暴落買い」指標を評価

本章では永久に保有したい17銘柄に加えて、東証33業種の主要銘柄ひとつひとつに対しての分析と購入タイミング、暴落時に購入したいかが記載されています。

非常に多くの銘柄に対しての分析が書かれているので、辞書的に使用して自身の株の購入時の判断材料の一つとして使用することができます。
また、どのタイミングで株を購入すればよいかわからない方は、本書に書かれているタイミングで購入することから始めてみるのも良いかもしれません。

はじめには筆者のポートフォリオの保有銘柄やその比率も紹介されています。

絶望くん
絶望くん

各銘柄毎に、利回り〇%を超えたら買いを検討したいなどの具体的な購入タイミングが紹介されていました!
銘柄分析の視点も大変参考になります!

第2章 企業と市場に対する「俯瞰力」がアップする10の指標

本章では、投資先を検討するにあたり「定量分析」と「定性分析」の両側面から行うことの大切さと、定量分析のやり方を解説してくれています。

具体的には配当利回り、EPS、PER、自己資本比率、売上営業利益率、PBR、BPS、ROE、VIX、EV/EBITDA、信用格付けについて指標の意味や使い方について解説されています。

絶望くん
絶望くん

指標の意味や使い方を整理できていない方にとって参考になる章でした!

知識を整理したい方にもおすすめです。

第3章 「決算短信1分間チェック法」からの「財務3表ココだけ分析」はなぜ最強なのか?

本章では決算書表の各項目の意味合いや、見方、見るべきポイントについて詳しく解説されています。
決算書を読みたいけどどのように見ればよいのかわからないという方は、本書で読み方を勉強するのも良いかもしれません。

また、財務諸表を読み解く方法やポイントについても解説されています。

絶望くん
絶望くん

こちらの本を読んでから決算書を読み、理解するスピードがあがりました!

第4章 「死ぬまで持ちたい銘柄17」をベースに読み解く有価証券報告書の倍速チェック表

本章では筆者が推薦する銘柄を使って、有価証券報告書の読み方やチェック方法を詳しく解説しています。
優位化証券報告書の読み方が理解できていない方は必読の章となっています。

第5章 死ぬまで持ちたい「かも」銘柄28選とその買い方

本章では永久に保有したい株とは別に、死ぬまでもちたい「かも」という銘柄28種類とその購入タイミングを解説してくれています。
こちらも相場全体の暴落時や、株価が下がった際に狙いたい銘柄が揃っています。
辞書的な使い方や、銘柄選びの参考に使用することができます。

絶望くん
絶望くん

僕は銘柄リストにすべて登録し、日々監視できるようにしています!

第6章 当然儲かったうえで「幸せ」も最大化するポートフォリオの作り方

本章ではポートフォリオの作り方やリバランスの仕方、残すべき現金の比率などについて解説されていいます。
ポートフォリオの作り方がわからない方や、初めてポートフォリオを作成する方にとっては非常に参考になります。

さらには投資戦略の目標の立て方や、達成までの計画の立て方などについても解説されています。

第7章 配当投資に最適化した「新NISA」の使い倒し方

本章では2024年以降の新NISAを踏まえた投資戦略について語られています。
新NISAでどのように投資したらよいかわからないという方には大変参考になる内容でした。

他にも筆者の投資での失敗経験や負けない株式投資10カ条という筆者のルールも紹介されています。
自身の投資スタイルの確立や見直しに改めて役に立つ内容となっています。


本書で学んだこと

私が本書で学んだことや、ためになったフレーズを以下に挙げます。
あくまでも自身の思考の整理のためのメモなので、本書ではより深く解説されています。

・高配当優良銘柄とその買い時
・優良企業をピックアップし、株価が安い時(暴落時)に仕込んで長期保有する
・営業利益率が10%を超えているビジネスを狙う
・投資活動のキャッシュフローがマイナスになっているのは健全で、必ずしも悪くない
・財務指標、有価証券報告書の読み方
・配当性向は低い方がよく、低いことは増配する余地があることを意味している
・EPSを上回る配当を出すことはタコ足配当と呼ばれている
・過去の配当の平均を計算し、それを配当期待値として投資判断に使用する
・ポートフォリオの作成、リバランス手順

半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資は投資初心者~中級者にオススメ!

以上今回は半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資という本の概要と学んだこと、レビューを紹介いたしました。

長期株式投資さんの本は他にもあり、多くの方に人気の書籍となっています。
その人気の通り、私も思考の整理や参考になる部分が多く、改めて自分の投資スタイルを固めることに役立ちました。

これから新NISAで長期投資をお考えの方は、まずは読んでみて損はない一冊だと思います。
是非今回の記事を参考に、購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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